埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故が大きな話題となっています。現在も行方不明となっている運転手の方が一刻も早く無事に見つかり、復旧作業が迅速に進むことを心より願っております。
前職では生活インフラを支える土木に従事してしていた私にとって決して他人事ではありません。しかし、こうした道路陥没は私だけではなく皆様にも決して遠い話ではありません。茨城県内でも下水道管の破損による陥没事故が相次いでいます。
茨城県内の現状
✅ 過去10年間で県管理の下水道管における陥没事故が11件発生
✅ 昨年10月には水戸市でも歩道が大規模に陥没、復旧に約3週間を要した
✅ 市が管理する下水道管のうち、耐用年数50年を超えたものが75.8kmに及ぶ
インフラの老朽化は全国的な課題となっており、計画的な改修が進められているものの、一気にすべてを更新するのは財源や人手の面から難しい状況ということです。ある資料(厚生労働省の方の作成した資料、国土交通省webより)によると、全ての上水道の管路を更新するのに130年かかるという試算もある程です。
私たちができること
🛑 道路のひび割れや陥没の兆候に気を配る
📢 気になる箇所があれば自治体へ早めに情報提供
🚶♂️ 通行時には路面の変化に注意し、特に夜間や雨天時は慎重に
私たちが普段利用する道路も、ある日突然陥没する可能性があります。今後もこうしたインフラの状況に関心を持ち、安全に生活できるよう注意を払っていきましょう。
皆様の安全が第一です。少しでも異変を感じたら、無理をせず適切な対応をお願いいたします。
安全と安心について、なにか気になることがございましたら、保険に関係するしないに関わらずお気軽にご相談いただけたらと思います。
ー営業3年目 下田 陽太